以前はメーカーに勤務していましたが、機械が故障した際に電気分野に詳しいメンバーが直すのを目の当たりにし、すごいと感じたことがきっかけかもしれません。今のうちに電気の仕事をした方がいいと思いました。自分の知らないことを知り、何かを解決できるような、そんな技術を身につけたくなったのだと思います。
面接へ行くと、社長の話とその熱量に引き込まれ、難しそうだけれど、やってみることを決めました。
やっと電気に携われる、スタート地点に立った感覚でしたね。

現在の仕事は、照明やコンセントの取り付け、変圧設備の取り付けなどを任されています。
自分にとっての仕事のやりがいは、お客様との信頼関係を築けることです。
お客様から指名され、仕事を任せてもらえるようになると、とても嬉しいですし、ありがたいことだと感じます。
できるだけ期待値を超えられるよう、常に相手の立場にたって物事を捉えるようにしています。なかなか難しいことではありますが、例えば照明の場合は、その空間をお客様がどのように使いたいか、どのような空間に仕上がることを望んでいらっしゃるかを理解しておく必要があります。ただ明るければよいという照明なのか、色を変えたり、明るさを変えたりと機能性の高いものが最適なのかなど、お客様の求められる仕上がりをイメージしつつ必要に応じて最適な提案も行います。当然、仕上がりのイメージに合わせた配線の状態や、納期に関しても配慮が必要です。ある意味空間の仕上がりを左右するのが照明ですから、一つの空間をプロデュースする役割も担っています。
オフィスビルや公共施設、空港などでの仕事も経験しましたが、
無事に工程が進み、お客様への納品を終えた際は大きな達成感を得られます。
感謝の言葉を頂けたときは最高に嬉しいですね。

電気の世界は日々進化していて、もっと深堀して学んでいきたいと感じています。特に電気理論を学び、主任技術者などの資格も取得したいですし、もっと理解すれば、応用可能な範囲が広がります。当社に入社して、なかなか出会えないようなメンバーや上司にも出会い、助けてもらったこともたくさんありましたし、本当に多くのことを学ぶことができました。ですから、いつか恩返しができるような自分になっていたいと思いますし、電気以外のことも学んで、会社にも貢献したいと思います。